私がこの本を買った時は第三次平成不況の最後の年で、中国からSARSが蔓延しだしていた時期で今と似通った時代だった。
そんな時期にこの本を手に取ったのは必然だったのかもしれない。
今この本を読み返して見て改めて思うのは。
不安は大きく観ると社会のひずみなどから生まれてくるし、個人的にも多岐に及ぶが
人として生きていく上では、泣いたり、笑ったりすると同じぐらいに自然なことであるということである。
「不安を感じるのがその人間にとっての人間らしさのあかし」だと五木氏は言っている。
今の時代、オススメの一冊である。
最後まで読んでくださってありがとうございました。